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便秘がひどいのですが病気でしょうか
便秘はよくある症状です。原因は腸の筋肉が弱い場合、腸の運動のリズムがこわれて、大腸の一部の緊張が強くなりすぎた場合と、もう一つが大腸にガンなどの腫瘍ができて、便の通る穴が狭くなった場合などです。原因を調べるのにはどうしても大腸の内視鏡検査が必要です。特に、便秘の始まりが「いつ頃から・・」とわかる場合は早めに大腸の内視鏡検査を受けて下さい。
血便がありました。検査を受けたほうが良いでしょうか?
血便の主な原因には痔核がありますが、大腸の病気も考えなくてはいけません。この中には大腸ガンや大腸ポリープと大腸の炎症があります。これらを診断するためには大腸の内視鏡検査が必要です。
検査で便潜血陽性(便の中に血液が混ざっている)なので精密検査を受けるようにいわれました。どうしたらよいでしょうか。
大腸の精密検査を受けてください。精密検査には内視鏡検査、注腸造影検査(バリウム)があります。内視鏡検査は前日の前処置をしなくて良く、昼前後には検査が終了します。一方、注腸造影検査は前日の前処置が必要ですので、検査を受ける病院がどちらの検査をしているかを確認されて下さい。内視鏡検査は胃の内視鏡(胃カメラ)に相応する検査で、直接大腸の中を見ることができます。また、粘膜を採取して病理検査もできるなどの長所を備えています。ちなみに当クリニックでは内視鏡検査を第一選択にしています。
胃液が上がってきて、胸焼けが続いています。検査や治療が必要でしょうか?
この症状の原因は食道が通っている横隔膜の穴がゆるくなって、胃の一部が胸腔内(胸の中)に入り込んで(食道裂孔ヘルニア)胃液が食道に逆流しているための症状です。この状態が続くと食道に傷ができ(逆流性食道炎)慢性に経過をする厄介な病気になります。胃液の分泌を抑える薬と食べ物や胃液を逆流しないようにする薬を飲んで治します。予防対策は肥満にならないこと、ゆっくりとたべること、暴飲暴食をしないことなどです。